FPコラム Vol.3 『貯金だけじゃダメ?資産運用の基本』 

皆さん、こんにちは。セントラル保険の島﨑です。 
今回は「資産運用」をテーマにお届けします。 

「貯金しているから大丈夫!」と思っていても、今の時代はそれだけでは不安が残ることも…。 
なぜ貯金だけでは不十分なのか、そして資産運用をどう考えればよいのか、基本から一緒に見ていきましょう。 

昔は「銀行に預けておけば利息がついてお金が増える」時代がありました。 
ところが、現在の普通預金の金利は 年0.001%前後。100万円を1年間預けても、利息はたった 10円程度 です。 

一方で、物価は少しずつ上がり続けています。 
たとえば同じ商品が10年後に値上がりしていたら、「貯金の額は変わらなくても、実質的には買えるものが減ってしまう」という現象が起きるのです。 
これを「インフレによるお金の目減り」といいます。 

だからこそ、「増やす力」を持つ資産運用が重要になってきます。 

「投資=ギャンブル」「お金を失うのが怖い」と感じる方も多いと思います。 
でも、資産運用にはさまざまなスタイルがあり、必ずしも大きなリスクを取る必要はありません。 

資産運用の基本は、 

  1. 長期(時間を味方にする) 
  2. 分散(資産や地域を分けて投資する) 
  3. 積立(少額からコツコツ続ける) 

この3つを守ること。特に「つみたてNISA」や「iDeCo」などの制度を活用すれば、初心者でも安心して取り組みやすい環境が整っています。 

資産運用を一言で表すなら、「お金に働いてもらう」ことです。 
自分が働いて得る収入に加えて、お金自身が時間をかけて増えていく仕組みをつくることで、将来の安心につながります。 

大切なのは「一気に増やそう」とするのではなく、“じっくり育てる” という考え方。 
これが、資産形成における運用の基本です。 

忙しい毎日の中で、「投資の勉強なんて難しそう…」と感じるかもしれません。 
ですが、今は少額から、しかも自動的にコツコツ積み立てられる仕組みも整っています。 

最初の一歩は小さくても構いません。 
「貯金+運用」という考え方を取り入れることで、未来の安心度はぐんと高まります。 

このコラムが、皆さんの資産づくりのヒントになれば幸いです!

※このコラムは一般的な情報提供を目的としており、投資成果を保証するものではありません。実際の運用は、ご自身の目的やリスク許容度に応じて検討してください。